魚屋路、平日ランチ限定の海鮮丼に大満足。ポイントカードで割引も

すかいらーくの株主優待で行ける回転寿司の魚屋路(ととやみち)。先日もらったクーポンブックでは「1,500円以上150円引き」という渋い内容だったので、いまいち気が乗らなかった。

今回はクーポンに頼らず、丼系最最強メニューの「ととやの海鮮どーーん(1,080円)※2020年4月現在は1,160円(税抜)」を注文してみた。お会計時にもらったポイントカードについても紹介したい。

(2020年4月2日更新)

魚屋路はお店が少ないのが難点

魚屋路はすかいらーく系列としてめずらしい回転寿司。職人に握ってもらえるわりに、値段はそこそこリーズナブルだ。

手軽に海鮮料理が食べられるので、優待ホルダーとしてはうれしいお店。しかし他のファミレスチェーンに比べて店舗数が少なすぎる。

似たようなガストとジョナサンは合体させて、魚屋路とバーミヤンに模様替えしてほしい。

寿司職人が足りなかったら、かっぱ寿司やはま寿司と同じロボット製造でもかまわない。むしろ手作りとロボットで回転寿司を2業態展開してもいいくらい。

そのくらい寿司には需要があると思う。

ととやの海鮮どーーん

魚屋路のランチ握りセットは、最安640円(税抜)からラインナップされている。※何度かのメニュー変更・増税を経て、2020年4月現在の平日最安メニューは「握り中とろランチ(690円)」。

今回は日替わりちらしより豪華な「ととやの海鮮どーーん」をオーダー。日替わりより値段は倍近いが、大盛りになった寿司ネタの中身はどうなっているのだろう。

平日11~17時のランチタイム限定で、海鮮丼には茶碗蒸しが付いてくる。

握りの上位「満足ランチ(890円)※提供終了」よりさらに高級な海鮮どーーん。店名を冠したおすすめ丼ぶりの実力を試してみたい。

魚屋路の平日ランチメニュー

ランチタイムの味噌汁は全メニューに無料で付いてくるようだ。

セルフサービス方式だが、さすが寿司屋の味噌汁はほかと違う。実が少ないとはいえ、魚介のダシがしっかり出ている。牛丼屋で出てくるようなインスタント味噌汁とは別物に感じる。

客に魚を見せて回る恒例行事

料理の到着を待っている間、これからさばくヒラメをザルに乗せて、店員さんが客席を巡回していた。これは魚屋路恒例のサービスらしく、当日おすすめの魚をこうやって見せて回るようだ。

前回は寒ブリが出ていたので追加でいただいたが、今日の予算は海鮮丼の千円のみ。申し訳ないがヒラメは見送らせてもらった。

食べている間も、カウンターの向こうから「ヒラメはどうですか?」としきりに聞いてくる。そこまで言われたら試してみようか(注文しないのは野暮?)と思わせる営業戦略なのだろう。

もちろん、おすすめメニューを注文する義務などないので、しつこい宣伝はスルーして構わない。が、職人さんとインタラクティブなトークを楽しむのも寿司屋の楽しみ。予算があれば、ぜひ会話のネタとして注文してみたいものだ。

ロボット vs 人力回転寿司

ロボット回転寿司であれば、職人さんに対して余計な気をつかわないで済む。どちらがよいかは、性格やシチュエーションによって異なるだろう。

対面形式の魚屋路に行くなら、予算1,500円くらいあった方が楽しめる。日替わりの丼や握りに追加で数皿頼める余裕があれば、店員さんとも円満な関係を築ける。

すかいらーく株を1,000株保有して年間6.9万円もらえる優待券。週1ペースなら魚屋路で1,500円使っても大丈夫だ。

築地の寿司屋で常連になりたいとまでは思わないが、いつかは回転寿司で皿の柄(値段)を気にせずに好きなネタを取れるようになりたい。

見た目は二郎風だが中身は別格

いよいよ届いた海鮮丼は写真のとおり、かなりのボリュームだった。横から見ると寿司ネタが山のように盛り上がっている。

ととやの海鮮どーーん(側面)

明らかに二郎系のノリだが、山盛りになっているのはモヤシやキャベツでなく、エビやホタテという贅沢仕様。確かにこれは1,000円の価値がある丼ぶりに思われる。まるで寿司ネタのパフェだ。

山のようなネタには筋子が振りかけられており、そのまま醤油なしでも食べられる。下の方に座布団のようにネギトロが敷かれている。

追加の味付けとしては、ネギトロにだけワサビ醤油をかければ十分。エビ・ホタテとサーモンはそのまま刺身で食べても十分おいしい。

サイズ感としては大満足だが、単調なので途中で飽きてくる。ネタが豪華すぎるのもあって、ネギトロ層まで来るとご飯が足りなくなる。お茶碗一杯の白米で、卵かけご飯と納豆を両方間に合わせるようなイメージ。

ととやの海鮮どーーんにバリエーションや味の変化という楽しみはない。シャリは控えめに、ひたすら贅沢なネタを食べまくるという、ある意味ストイックな体験だった。

魚は細かく刻まれているので、箸よりスプーンで食べた方が効率よい。時間に余裕のないときは、握りより丼ぶりの方が早く食べられる。

魚屋路のスタンプカード

魚屋路では独自のポイントカードをもらえるようだ。どれだけ貯められるかわからないが、とりあえず新規発行してもらった。

魚屋路のスタンプカード

500円ごとにスタンプ1個、貯めるごとに割引率が大きくなる仕組み。ただし有効期限は1年なので、どのあたりで換金するか難しいところだ。

魚屋路のスタンプカード内容

ランクごとの利回りを整理すると、

  • スタンプ10個=5,000円=200円引き(4%還元)
  • スタンプ20個=10,000円=500円引き(5%還元)
  • スタンプ30個=15,000円=800円引き(5.3%還元)
  • スタンプ40個=20,000円=1,200円引き(6%還元)

1年で上限2万円分のスタンプを貯めれば、最高6%の割引を受けることができる。優待券が年間6.9万円あると思えば、達成できない数字ではない。むしろ優待で魚屋路に通いまくれば3周できる計算だ。

問題は魚屋路の店舗数が少なく、自宅からお店が遠すぎるという点。一応、全店舗でスタンプカードは共通なようだが、雨の日や出張など考えるとそこまで貯められないだろう。

ほかのガストやバーミヤンでも、魅力的なキャンペーンが行われたりクーポンが配られたりする。魚屋路一択で優待券を使いまくるというのは現実的でない。

とりあえず今年はできるだけ魚屋路に通って、どのくらいスタンプを集められるか試してみたい。スタンプ1個は優待券と同じ500円なので、優待利用を目安にすれば端数が出ずに効率よく貯められそうだ。

(追記)スタンプ40個コンプリート

その後2年経ってスタンプカードも2周目。平均週1~2ペースで魚屋路に通い続けたら、ようやく1年の期限以内に最後までスタンプを貯めることができた。

全部たまったスタンプカード

カード満額1,200円の特典を使って、久々に「ととやの海鮮どーーん」を注文してみた。

その後メニューはいろいろ変わってランチの安い海鮮丼は姿を消した。握りのメニューも大幅変更されたが、海鮮どーーんだけはしぶとく残っている。茶碗蒸しのセットも健在だ。

2020年4月現在の海鮮どーーん、お値段は税抜きで1,160円。特選ランチ(1,380円)に次いで、ダブル中とろを抑えナンバー2の位置につけている。

値上げ後の海鮮丼

メニュー上での写真の扱いも格別で「おすすめ!」とアピールされている。予算的にもちょうどいいので、1年間この海鮮丼を楽しみにスタンプを集めてきたようなものだ。

2年後に海鮮どーーんが劣化?

具材が減った海鮮丼

値上がりした分、中身はどう変わったのだろう。

パッと見は具の盛り上がり具合が寂しくなっていた。ご飯のまわりにこぼれてしまっているネタもあるが、以前いただいたときのような初見のインパクトがない。

もうひとつ違和感を覚えた原因は、寿司ネタの上から「とぴっこ」が振りかけられていない点だ。メニューの具材リストには確かに記載されているのだが、あのオレンジ色の粒々が存在しない。

新型コロナウイルス対策として、14時過ぎの空いている時間を狙ってお店に行ってみた。平日とはいえ店内はいつもより閑散としていて、板前さんも見慣れない若者がひとりいるだけ。

今回の海鮮どーーんはレシピを間違われてしまったのだろうか。海老や貝柱はたくさん入っているが、ぶつ切りにされたネタの中に、サーモンが入っていたかどうかも怪しい。

訪れた時間が遅かったので、不明なネタは品切れだったのかもしれない。

握りランチに追加注文した方がお得

海鮮丼に含まれる魚介類は、ほかに白身とアジ、ネギトロ、そして刻みたくあん。そもそもネギトロ以外のマグロが含まれていないのも寂しい感じがする。

海鮮丼のネタ

ご飯の量はそこそこ多いが、以前食したノーマル海鮮丼ほどではない。魚屋路の常連になると、気前のいい板前さんが大盛りオプションで、信じられない量のシャリを押し固めてくれたものだ。

単純にネタの量だけ見比べても、握りの安いランチに単品追加した方がまだ多い。茶碗蒸しは単品で310円(ランチタイムは260円)かかるメニューなので、その割り増し分が大きいともいえる。

魚屋路の茶碗蒸し

1年間楽しみにしながらスタンプカードをコンプリートした報酬としては、何となく残念なチョイスだった。

数年前の同じメニューと比較して明らかに具材が減っているうえ、値段は逆に高くなった。費用対効果の面からしても、普通に握りのセットを頼んだ方がお得だ。

個別にネタを握る手間がない分だけ、海鮮丼の方が量は多くて当然と期待してしまう。ととやの海鮮どーーんは、その独特の盛り方に寿司より高度な技術が必要とされるのだろうか。

天ぷら盛り合わせとイカのごろ焼き

隣のお客さんが天ぷら盛り合わせ(480円)を頼んでいたので、そちらの方が海鮮丼よりおいしそうに見えた。もちろん注文を受けてからの揚げたてだ。

魚屋路の天ぷら盛り合わせ

もし来年またスタンプがたまって予算1,200円の無料ランチを楽しむとしたら、握りセットに天ぷらもしくは「するめいかごろ焼き(480円)」でも合わせてみたい。その方が寿司以外の味の変化も楽しめる。

魚屋路の値上げ・高級化路線

すかいらーく優待が使えるチェーン店の中では、魚屋路だけここ数年の値上がりが目立つ。

その逆にガストやバーミヤンはクーポン乱発して実質上の値下げ状態。キャンペーン期間中ならミックスグリルも常時200円引きでいただける。

公式アプリを見れば魚屋路のクーポンも出ているが、「お会計2,500円以上で500円引き」など一人では使いにくいものばかり。持ち帰り以外の個別メニュー値引きも見たことがなく、総じて「やる気がない」印象を受ける。

魚屋路の割引クーポン

常に新しい企画を用意してワクワクさせてくれるガストとは、えらい違いに見える。しかしそもそも魚屋路に来るお客さんは、クーポンなどせこいサービスは利用しない富裕層なのかもしれない。

優待利用で日常的にお寿司が食べられるありがたいお店、魚屋路。このまま高級化路線を歩むなら、魚介は磯丸水産あたりで済ませた方がいいのかもしれない。

スタンプ全部集めて6%引きという還元率は魅力だが、足しげく通っても一人で1年以内に集めるのはなかなか厳しい。毎回カードを持って行くのも面倒なので、次の1年は何個くらいを目標に集めるか悩むところだ。

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