SBCレーザーヒゲ脱毛10ヵ月目、ほくろ対策とおすすめの日焼け止め

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長年の夢だったヒゲのレーザー脱毛を湘南美容外科で開始して10カ月。最短間隔の1ヶ月おきにまめに通って、だいぶ効果が出始めてきた。あいかわらず施術中の痛みは強く、慣れるという感覚はない。毎月クリニックに通うたび、ヒゲが減るのはうれしいが、病院で手術を受けるように気が進まないときもある。

レーザー照射10回でヒゲは半減

数日剃らずに放置しておいても、頬やあごにはほとんど生えず、口の周りと鼻下も以前の半分くらいの密度に減っている。この状態だと、伸ばしていてもそれほど無精に見えないので、最近ヒゲを剃るのは1週間に1度くらいになってしまった。

お客さんとの打合せや、美容院や病院に行く日に合わせて剃るという感じ。ただしヒゲが3ミリ以上伸びてくると、手持ち無沙汰なときに鼻毛を抜くように、自分で引っ張って遊んでしまう。

顔を洗ったりタオルで拭くときにヒゲが引っかかるのか、鍛えられていない毛穴が痛くなってくる。食べかすが引っかかって汚いときもあるので、耐えきれなくなってきたら自主的に剃る感じだ。

ほくろの毛は脱毛できない

あごの下に大きなほくろがあるのだが、レーザー脱毛ではほくろを避けて照射される。施術前に日焼けで黒くなるのはNGなので、もともと皮膚が黒い部分もダメなのだろう。

そもそもほくろとはメラニン色素の塊であるらしい。メラノサイトが活発に働くため、ほかの部分より太くてたくましい毛が生えてくるのだ。ここにレーザーを当てると、ほくろの黒い色に過剰反応してヤケドする危険がある。さらには、良性腫瘍だったほくろが悪性に変化して、癌になる恐れもあるという。

とりあえずほくろは見た目以外に悪いことはなさそうなので、下手に刺激しないのが得策だ。ただでさえ剛毛なほくろの毛が、そこだけレーザー脱毛から逃れるので、数日放置するとまるで剣山のように密集した毛が伸びてくる。脱毛完了すれば、いっさい髭剃りがいらない理想の生活を実現できると思ったが、ほくろの毛の手入れは必要なようだ。

脱毛中は一年中日焼け止めが必須

ヒゲ脱毛をはじめて一番気をつかうのが日焼け対策である。わざわざ予約を取ってクリニックに来たのに、日焼けが激しいと施術を断られることもあるらしい。

夏場は普通に日焼けする体質で、むしろ外をほっつきまわることが多いので、黒くなりすぎることもある。必要がなければなるべく外に出ず、外出時もつばの広い帽子をかぶり、日焼け止めを顔に塗りたくるという苦労の一年だった。

紫外線のうち波長が長いUVA波の方は、冬場も真夏の1/3くらい降り注いでいる。確かに冬でも1日外に出ていたら、意外と日焼けしていたという経験がある。スキー焼けなどその最たるものだ。

日焼け止めはいくつか検討したが、昔からあるコパトーンはドロドロなので、顔に塗るのはためらわれる。よく広告を見るアネッサなどのメジャー製品は、2,000円以上もする高級品だ。しかし、最近のさらさらタイプはSPF50なのに普通の乳液と変わらないレベルで、日焼け止めもだいぶ進化している。

子供向けマイルドタイプが普段使いに便利

基本的に汗や水に強いウォータープルーフタイプは油分が多くてべたべたする。日常使いならそこまで耐久性はなくても、さらっとしたタイプの方が毛穴も詰まらず気分がいい。自転車で遠出するときなどはSPF50のスポーツ用を塗って、ちょっと買物に出るくらいのときはSPF30のライトな製品と、日焼け止めを使い分けるようになった。

男性にもおすすめなのは、ビオレやニベアから出ているマイルドタイプ。「赤ちゃんにも使える」とか子ども向けをうたっている製品が多いが、つけ心地はシェービングのジェルか乳液くらい軽い感じだ。

価格も600~700円くらいなので、女性向けの本気の日焼け止めより半額以上安い。パッケージもシンプルで、いかにも日焼け止めらしいギラギラした感じがないので、洗面所に置いてあっても違和感がない。

ビオレのUVマイルドケアミルクを使っているが、ほぼ毎日つけても半年以上もっている。

これまでは無印良品の敏感肌用化粧水を使っていたが、ビオレの方にもヒマワリとカモミールエキスの保湿成分が入っているので、下地は不要だろう。

UVサンバイザーに興味はあるが…

帽子はモンベルのアウトドア用ハットを買って、冬でも日差しの強いときはなるべくかぶるようにしている。オプションで首紐か、首の後ろで襟に留めるクリップを付けられるので、自転車に乗っているときも風で飛ばないのがいい。

夏の間は、鉄仮面のようなおばさん御用達UVサンバイザーを買おうか迷ったのだが、さすがに男を捨てるような気がして思いとどまった。

局所的に顔面だけカバーするという意味では、最も効率的なアイテムかもしれない。最近は黒や茶色だけでなく、虹色に反射するレインボータイプなども出ている。しかし、どれほどファッションに無頓着なおっさんでも、街中でフルフェイスのサンバイザーをかぶっている男性には出くわしたことがない。

紫外線を浴びないのも体に悪い

日焼け対策を始めると、ちょっとベランダに出て洗濯物を取り込むときとか、建物の影から日向に出るときなど、少しでも顔に日が当たるのが気になってくる。SPF値が低くても日焼け止めは肌によくないとか、紫外線を防ぎすぎるとビタミンDが不足するとか、過剰なUVケアはデメリットもありそうだ。

脱毛のおかげで日焼け止めの知識は増えたが、特に見た目を色白にしたいというこだわりはない。早く脱毛が終わって、日焼けを気にせず外を出歩けるようになりたい。