リンガーハットの株主優待で期間・店舗限定の餃子定食&餃子の日

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リンガーハットの株主優待は100株保有だと年間1,080円×2回と還元率はいまいちだ。いつの間にか300、500…2000株と、もらえる優待券の金額が増えるようになった。すかいらーくと同じ累進増加方式で、個人株主の数も増えたことだろう。保有年数3年以上でもらえる枚数が増えるのも、ちょっとうれしい銘柄だ。

しかし株価はここ3年は2,000円以上と高止まりしているので、なかなか買い増す機会がない。1,000株持とうと思えば、200万以上の投資が必要になる。それならすかいらーくを1,000株買った方が、配当・優待合わせた利回りもずっとお得だ。

議決権行使で優待1,080円アップ

リンガーハットの株主総会はお土産が豪華なことで有名だ。毎年ハガキで参加応募するが、一度も当選したことがない。今期は郵送で議決権行使すると、お礼に優待券1,080円分がもらえるとのことだった。

喜んで返信すると、6月末に約束通り優待券が割り増しで届いた。1,080円だと100株保有の半期分に相当する金額なので、なかなか太っ腹だ。リンガーハットの優待は3年以上の長期保有で、さらに年1回だけプラス2枚(1,080円)アップする制度もある。

何度か売買したが、最低100株はキープして長期保有の特典を狙っている。もともと優待も配当も還元率が芳しくない銘柄だが、リンガーハットのちゃんぽんは大好きなので、株主として応援していきたい。

餃子定食に餃子の日で1個プラス

いつもどおり、普通のちゃんぽんを無料で2倍にしようかと思ったが、めずらしくリンガーハットに餃子定食が出ていることに気づいた。リンガーハットの餃子といえば、かつてはチーズや明太子が乗った変わり種があり、おおいに楽しませてもらったものだ。めんたいチーズ餃子は傑作だったのだが、残念ながら販売終了してしまった。

今回出ていた餃子定食は、ご飯とスープに餃子15個もついて590円プラス消費税。たとえばバーミヤンの「W焼餃子12個(449円)」に「ごはんセット(200円)」でスープとライスをつけると、649円(税抜)になる。これに比べると、餃子の数も多いうえに50円くらいリーズナブルといえる。

ためしに優待券使って、ご飯大盛りで餃子定食を他のでみた。さらに今日は「日本のぎょうざの日」ということで、餃子1個増量になるらしい。定食の場合はどうなるのかわからなかったが、届いた餃子を数えると確かに16個あって1個増えていた。

独特な三角形の皿に盛られた16個の餃子はなかなか壮麗。1個あたりの大きさからすると、王将や日高屋よりは小ぶりに見える。醤油と一緒にちゃんぽん用の酢を別皿に注いでもらってきた。

にんにく抜きなのは残念

リンガーハットの餃子はちゃんぽん同様、野菜が国産なのはいいとして、にんにく不使用というのが個人的に残念だ。にんにくの入っていない餃子など魅力は半減。おそらくにんにくまで青森県の国産にしたら、価格が折り合わないという台所事情ではなかろうか。

米粉をブレンドしたといわれる皮だが、特に「もちもちする」とか変わった食感はない。ほとんどバーミヤンと同じくらい、標準的ファミレス・フードコートレベルの焼き餃子だ。

ライスは大盛りにしてもらったが、残念ながらリンガーハットのそれは、ぱさぱさであまりおいしくはない。スープはさすがちゃんぽん店なのか、バーミヤンのスープバーよりずっと味に深みがある。スープに「えび味」と書いてあったがエビは入っていなかった。ちょうど昨日食べたしゃぶ葉のえび塩たれのように、風味だけ海老風という感じだ。

餃子16個はさすがに飽きるかと思ったが、酢と醤油を交互につけながらパクパク食べていると、あっという間に終わってしまった。このサイズの餃子なら、2倍の30個でもいけると思う。

店舗限定・地域限定・特別価格

餃子の王将で餃子定食(餃子2人前)を頼むと700円は超えるだろう。リンガーハットの590円という価格は、看板を見ると「特別価格」「店舗限定」「地域限定」といろいろ注釈がついていたので、実験的な試供品なのかもしれない。

もともと普通のちゃんぽんも値上がりして580円と高めの価格設定なので、餃子定食590円というは余計にリーズナブルに見える。ときどき無性に餃子が食べたくなるが、バーミヤンは家から遠いうえに、休日のランチタイムは行列ができるほど混んでいる。近所のリンガーハットで手軽に、しかもリーズナブルに餃子定食が食べられるなら歓迎だ。

ぜひ定番メニューとして定着することを祈りたい。さらに欲を言えば、チーズや明太子味の餃子も復活させてほしい。3年キープを目指す長期保有目的の株主としては、今後のメニュー拡張に期待大だ。