ハードロックカフェ横浜店でコルドンブルー1,000円ランチ(WDI優待)

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横浜のみなとみらい地区、ランドマークタワーの隣にあるクイーンズスクエアにハードロックカフェがある。関東では他に上野か六本木にしかないので、用事で横浜に来たついでに寄ってみた。ハードロックカフェではWDIの株主優待券が使える。

ランチタイムは意外とリーズナブル

クイーンズスクエアにはレストランが多く、牛タンの喜助も出店している。横浜駅から歩いたので結構時間がかかったが、みなとみらい駅からなら建物に直結するエスカレーターがある。

1階の広場に面した通路に面しているので、場所はわかりやすい。お店のTシャツなど売っているショップもあって、同じくWDI系列のババカンプと似た作りである。

店内のレイアウトやメニューの構成はTGIフライデーとそっくりだ。KISSのギターやボブ・ディランのタキシードなど展示してあり、ライブ映像やPVがモニターで流れている。店内BGMは正直かなり音量がでかい。グループで来て気まずい関係なら間が持っていいかもしれないが、会話をするには大声で話さなければならず、疲れるだろう。

ランチメニューは税込1,000円のオリエンタルチキンサンドイッチが定番のようで、食べているお客さんも多かった。ハンバーグも1,000円、200gのステーキでも1,500円程度なので、お店の雰囲気と立地からすればランチはリーズナブルといえるだろう。ドリンクもお代わり自由だった。

同じく1,000円で日替わりメニューもあり、口頭で伺ったのは鶏胸肉のコルドンブルーと牛筋肉の何かだったが、めずらしそうな前者をお願いしてみた。飲み物はとりあえずジンジャエールを頼んだら、ジャンボサイズがやってきた。

わりと大味なコルドンブルートンカツ

コルドンブルーはチーズ入りの薄いトンカツといえる。以前オーストリアに出張した際、ウィーンでウィンナーシュニッツェルを食べたが、それに近い印象だ。味付けは違うがミラノ風カツレツも似たようなもので、日本のトンカツと違って自分で切って食べる洋風トンカツにはおしゃれなイメージがある。

ガストのチーズインハンバーグのようにどろっと出てくるほどチーズは入っていないが、結構肉厚である。衣が薄いせいかヘルシーな気もする。松の屋の150g上ロース定食はシンプルに分厚い豚肉を食べられるが、チーズ入りで凝った味付けのコルドンブルーも甲乙つけがたい。

ハードロックカフェのは若干大味に感じたが、1,000円のドリンク付きランチとしてはまずまずのクオリティーである。プレートに添えられたフライドポテトは皮付きな上、切り方がちょっと変わっている。

特大ジンジャエールを飲み切ってさすがにソフトドリンクのお代わりはできなかったが、食後にホットコーヒーをいただいた。お会計も予定通りWDIの株主優待券500円2枚でお釣りなしOK。

チェンバーロックカフェをやってほしい

上映されているPVは最近のバンドで全然わからなかった。70年代のハードロックなら多少は嗜んだが、ボブ・ディランとか有名なアーティストは近年ほとんど聞かない。ロックという広いくくりで名盤を1枚選ぶとしたら、ColosseumのLiveだろう。ハードロックカフェでかけるには少々マイナーだろうか。

ハードロックがレストランのテーマになりえるなら、ユーロロックカフェとかチェンバーロックカフェもどうだろう。前者はイタリア・フランス・ドイツ料理中心で無難に成立しそうだ。後者はやはりUnivers ZeroやPresent縛りでベルギービールとムール貝の専門店になるだろうか。過剰な暗黒テイストに偏りそうな予感がするが、コスプレ店が得意なダイヤモンドダイニングなら、いつかやってくれてもおかしくない気がする。