Fitbitの心拍計故障は再起動で直る。1年間の睡眠時間と心拍数を分析

購入してから1年と3ヵ月くらい、風呂とプールに入るとき以外は24時間装着しているFitbit Charge2。10日ほど前から心拍数が計測できなくなり故障かと思ったが、いろいろ調べて再起動したらあっさり直った。

アプリのログをチェックしたついでに、この1年間の睡眠時間と安静時心拍数を分析してみようと思う。

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心拍数が取れない問題

そもそもFitbitの心拍計は大雑把なつくりなので、普通に着けていても計測できていない時がある。長時間着けているので、ベルトも指2本入るくらい、緩めに締めているのも原因かもしれない。

毎朝アプリと同期して、睡眠時間と睡眠ステージ(レム睡眠、浅い/深い睡眠)、安静時心拍数を確認している。ところが数日間、睡眠ステージが表示されないことに気づき、よく見ると安静時心拍の方も記録が途絶えていた。

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睡眠時間が短いとステージが記録されなかったり、そもそも心拍計は調子の悪いときがある。ステージ記録はなくても、睡眠時間だけは他のセンサーで計測できるから問題ない。最低限「何時に寝ていつ起きたか」わかれば、ライフログとして役に立つ。

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しかし通常時でも心拍表示が常に「—」のままエラー表示になってしまうので、さすがにこれはおかしいと思った。心拍計やセンサー自体が故障した恐れがある。

バッテリーを消耗させてみた

アプリやブラウザのダッシュボード画面から、心拍計測を自動から常時ONに変えたり、設定をいろいろいじってみたが改善しない。これは一度再起動か初期化するしかないと思って、とりあえず数日充電せずバッテリーを使い切ってみた。

1年経ってもバッテリーのへたりは少ないので、使用不能になるまで5日間くらいかかった。いよいよ電池がなくなると心拍センサーの点滅が止まり、画面には電池切れマークしか表示されなくなる。そこから先は省電力のスリープモードになるのか、なかなか完全停止しない。

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しびれを切らして充電器に差してみたが、やはり心拍機能は回復しなかった。そこで修理を相談する前に、強制再起動する方法がないか調べてみたところ、Fitbit公式サイトのヘルプに手動での再起動方法が書いてあった。手順通り試してみたところ、あっさり直った。

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手動での再起動方法

再起動については以下の注意事項があるので、先にアプリとBluetoothで同期してから作業するとよいだろう。

デバイスを再起動してもアクティビティデータが削除されることはありません。 デバイスが通知を保存している場合は、再起動により消去されます。

Charge2の場合、Fitbit本体を充電器に差し込んだ状態でボタンを4秒間押す。するとバイブとともにロゴとファームウェアのバージョンらしきものが表示され、短時間で再起動が完了する。

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そのまま腕に巻いたら、すぐに心拍表示が再開され正常動作するようになった。別にバッテリーを消耗させてオフにしなくても、手動で再起動する方法があったとは盲点だった。

心拍計の不具合以外にも、反応が鈍いとか同期しないというトラブルにも再起動が有効なようだ。長期間、肌身離さず使っているとさすがに調子が悪くなってくるので、定期的に再起動した方がよさそうだ。

睡眠時間は平均8時間

スマートウォッチをつけて1年以上ライフログを取っていると、1日でも記録ミスがあると残念に思う。睡眠時間に関しては、フリーな生活のおかげで毎週平均7時間くらいはキープできている。

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Fitbitアプリに表示される睡眠時間とは、実は就寝~起床時間から「目覚めた状態」の時間が引かれたものである。自分は夜中に1~2回トイレに起きる習慣もあり、普通に寝ても1時間くらいは「目覚めている」ことになっている。

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そのため、一般的な睡眠時間としてはプラス1時間、平均8時間くらいは布団に入っているといえる。会社勤めしていた時代はあり得ない長時間睡眠だが、むしろ健康的な睡眠時間を確保したいというのが、早期退職した理由の一つだといえる。

食事と睡眠は日ごろのパフォーマンスや幸福感に直結するので、おろしかにしたくない。毎朝眠い目をこすって出勤する人たちには申し訳ない気もするが、「いつまでも寝ていられる幸せ」は代償を払ってでも手に入れる価値がある。

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昼寝しすぎると早死にする

もう1年以上、自宅では目覚まし時計をつけない生活をしているので、自然に起きると睡眠時間は7~8時間に落ち着くらしい。夜の睡眠が足りない日は、昼食後に眠気が出てくるので迷うことなく昼寝する。昼でも夕方でも、眠くなったら仮眠を取る健康生活だ。

しかし1時間以上昼寝すると、認知症や糖尿病のリスクが高まるという事実を知った。ショートスリーパーでない人の短時間睡眠は体に悪いといわれるが、長く寝過ぎても死亡率が高まるというのは驚きだ。

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「6年後に死亡率1.3倍」という微妙な基準で根拠もよくわからないが、結局のところ「長くも短くもない適度な睡眠時間」が無難なようだ。自然に眠くなって、自然に起きられるペースがベストだといえる。

安静時心拍数はストレスと連動

ここ数日、安静時心拍数も取れなかったのは残念だ。1年間観察していると、この数値が客観的なイベントやストレス度合いに連動していることがわかってきた。

たとえば入院して手術を受けたり、出張が続いて疲れている日は安静時心拍数が高い。飲み過ぎて睡眠が浅かった日も同様だ。反対に、この1~2月は仕事も緩くてストレスが少なかったのか、心拍数は安定的に下がっていた。自分の場合は46bpmくらいが最低ラインだったが、日によっては44bpmという見たことがない最低値も出た。

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安静時心拍が50を下回れば、一般的な成人男性としては低い方だろう。健康診断では脈拍40を切った30台が出て徐脈と診断されることもある。頻脈よりは徐脈の方が長生きするという説もあるが、「高血圧よりは低血圧がまし」という程度の話だろう。

心拍数と犯罪率の関係

一方で低心拍の人は普段から交感神経の覚醒度が低く、刺激を求めて犯罪を起こす傾向が高いといわれる。心肺機能の発達したスポーツ選手が突発的な暴力事件を起こしやすいというのも、よく聞く話だ。ただそれは単に、有名人が事件を起こすとニュースになりやすいだけだろう。

そういう疑似相関を除いても、統計的には低心拍と犯罪リスクは関連するといわれている。徐脈なだけで「反社会的パーソナリティ」とレッテルを貼られるのは不愉快だが、「脈が遅い=犯罪者」という因果関係は一般的にもわかりやすい。橘玲が紹介している行動遺伝学も、伝え方によっては非常に誤解を招く。

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いずれ徐脈の人間は警察のブラックリストに載るとか、適切な脈拍に戻るまで施設に収監されるとか、SF的な管理社会が実現する恐れもある。イギリスではすでにDSPD法による予防的な逮捕制度が行われているとのことだ。

Charge2より細いAlta HR

Charge2が壊れたかと思ったので、一応代替機種も調べてみた。FitbitはZipの時代から使い続けているので、アプリのログをつなげる意味でも同じメーカーの新機種に買い替えたい。

Charge2の後に出たAlta HRは細くて魅力的である。心拍計が付いているリストバンドとしては最軽量の部類だろう。ケース側面がシルバーでなく、パネル・ベルトと同色で統一感を出せるブラックモデルもある。

しかしCharge2のように側面ボタンがないので、画面タップだけで操作するというのが気になる。タップ感度や腕をひねって画面表示させるセンサーは反応が鈍いときがあるので、操作性に不安が残る。

GPS付きのiONIC

最新の上位機種iONICは、AppleWatchのようなカラフルな画面がかっこいい。GPSもついて汎用性は高そうだが、Charge2からどのくらいサイズアップするのか気になる。

新宿に出たついでにビックカメラの店頭で下見したところ、腕周りの面積はかなり大きかった。ウェブの写真では薄型に見えるのだが、実は裏側の心拍センサー付近が盛り上がっていて、厚みは現行Charge2と同じくらいある。

睡眠時間計測のため、毎晩装着して寝ることを考えると、iONICのビッグサイズは少々厳しい。また、NFC搭載をうたいながら現状ではAppleWatchのようにSuica対応していないのも難点だ。

Androidユーザーとしては、たまにコンビニでAppleWatchをかざして決済している人がうらやましく思う。アップル製品より安いiONICで同じことができたらうれしいが、残念ながらFitbit Payは国内対応していない。

Chage3は4月発売?

Fitbitの新製品が出るタイミングを観察すると、旧Charge HRからCharge2発売までは1年半くらい開いていた。すると2016年10月21日発売のCharge2に対して、次の機種は2018年4月末頃に出る可能性がある。

国内ではiONICが出たばかりなのでもうしばらく先になりそうだが、個人的にはChargeシリーズの幅と厚みなら普段着けていても苦にならない。おそらく次機種はiONIC のようにカラー表示で、心拍計もピカピカ光らないタイプにグレードアップするのではなかろうか。iONICからGPSとFitbit Payを省いただけならわかりやすい。

スタバでMacBookを広げているようなおしゃれクリエイターやビジネスマンは、当然AppleWatchの装着率が高い。一方で中古のレッツノートにLinuxを入れているようなハッカータイプの人は、FitbitやHUAWEIのスマートウォッチを好んで着けているように思う。

Pebbleを買収したFitbitには、AppleWatchの対抗馬としてぜひ奮闘してもらいたい。同等機能で価格が抑えめという、コストパフォーマンス重視の姿勢は評価したい。