和風ファミレス藍屋の平日ランチは3種の炊き込みご飯食べ放題で満腹

記事内に広告が含まれています。

すかいらーく系の和風ファミレスでは、夢庵より高級感がある藍屋(あいや)。グランドメニューの松華堂弁道やステーキ膳は2,000円近くもする。普段使いには厳しいが、こちらもQUOカードが使えるとのことで、比較的安い平日ランチタイムに行ってみた。

藍屋に平日昼間から行列ができる謎

お店に入ると、夢庵と同じく玄関で靴を脱ぐ方式。13時前ですでに6人ほど並んでいた。平日で夢庵より高級店なのに、行列ができているのは不思議だ。禁煙席希望の1人客で10分くらいは待たされた

店内を見回してみると、奥様グループというより年齢層高めのシニア夫婦が多い。勝手な想像だが、リタイアした老夫婦が時間もお金も持て余して、藍屋で毎日外食しているのではなかろうか。「同じファミレスでも若向きのガストに行くのは気が引けるし、ステーキガストのバイキングも元が取れない。やっぱり和食がいいとなれば、せっかくなら夢庵よりグレードが高い藍屋で天ぷらでも食べたい」…そんな声が聞こえてきそうだ。

鯖の塩焼き定食が870円でまだ安い方

ランチメニューを見ると税抜800円の「お昼のうどん定食」が最安に見えたが、うどんは家でさんざん食べているので、870円「さばの塩焼き定食」を選んでみた。さばの味噌煮の方はなぜか960円で90円も高くなってしまうが、シンプルに塩焼きの方がボリュームが多くてうれしいきがする。ちなみに定食系では850円の「若鳥の甘酢あん定食」が安かったが、最近外食でチキンばかり食べている気がするので、遠慮しておいた。

メニューに「選べる御飯」と書いてあり、よくみると白米以外に3種の炊き込みご飯が選べるらしい。これはうれしいサービスだ。しかも大盛り・お代わり自由なので、縛りがなければ他の味も試せそうだ。

炊き込みご飯3種類を無制限にお代わりできる

とりあえず最初に選んだのは「きのこ御飯」。三つ葉が乗って香ばしそうだ。鯖も大振りでなかなか食べごたえがある。870円の定食なので、ほかのファミレスランチより小鉢が1~2品多い気がする。

ご飯は普通盛りだと控えめな量なので、すぐに足りなくなってお代わりした。次は「十四穀米御飯」にしてみたら、麦やきび、小豆や玄米などいろいろ入っていて、ゴマ塩の塩気も加わりさらにおいしかった。

だいたい食べ終わったところで普段はもうお腹いっぱいというところだが、先週のTEXMEXエンドレスタコスで胃が拡大したのか、ご飯をもう一杯お代わりできそうだった。となれば、残すは「ちりめん山椒御飯」。

さすがに2回もお代わりするのはどうかと思ったが、高級な藍屋で食べる機会もそうそうないだろうと思ってお願いしてみた。店員さんにあきれられたのか、ちりめん山椒は写真より具が少な目。少々寂しいが、山椒は大粒でピリッと効いていて、おかずなしでも完食できた。

平日ランチはご飯バイキング状態の藍屋

メニューにご丁寧なカロリー数が記載されているので、炊き込みご飯3杯で1,500kcalくらい摂取できたらしい。相当お腹が膨れたが、特に時間制限なく17時までは食べられるようなので、味を変えながらエンドレスでご飯だけ食べ続けることができるかもしれない。白米だと飽きるが、炊き込みご飯が3種もあるので、実質的にバイキング状態だ。

お会計は税込940円で、本日もQUOカードでお支払い。すかいらーく系ではたいてい帰りがけにクーポンをもらえるが、藍屋の場合は「1組2,500円以上で500円引き」の内容だった。さすがに一人で2,500円食べるのは気が引けるが、2~3人で一緒に行くなら使えるかもしれない。

藍屋は敷居が高いと思ったが、ご飯の無制限お代わりを活用すればコスパを上げられそうだ。とはいえ基本メニューが高いので、藍屋に行くのは夢庵に通い詰めて違いがわかるようになってからで十分だと感じた。