蒸気ホットマスクのめぐりズム、癒しの境地へいざなう至福のかけ心地

記事内に広告が含まれています。

先日買ったJINSのブルーライトカット眼鏡に、花王の蒸気ホットマスク「めぐりズム」が1枚おまけで付いてきた。目元まわりの癒しグッズということで、気のきいたサービスだ。試しに装着して横になってみたところ、じゅわじゅわと盛大に出てくる蒸気と熱で、素晴らしく目元をリフレッシュできた。

一見不気味なアイデア商品だが、仕事中に短時間でリフレッシュするには仮眠並みに効果がある。10分程度の持続時間なので、昼寝と組み合わせると、まるで脳がよみがえったかのようにすっきりできる。

電車や機内より家で使いたい

以前、取引先の社長さんに「海外出張におすすめ」と紹介されて、めぐりズムを機内でつけてみたことがある。アイマスク代わりにして仮眠を取ろうと思ったが、着けたのが離陸前だったので、まわりが騒々しくて気になった。一度開封して発熱してしまったので、あとでやり直すこともできない。

結局、外の様子が気になって着けたり外したり、いまいち効果を実感できなかった。顔からもうもうと蒸気を出すのもまわりに迷惑をかけそうで、公共空間ではいまいち使いにくい。

めぐりズムは誰にも邪魔されない自宅やベッドサイドで嗜むべきアイテムだ。開けると強制スタートなので、スマホを機内モードにしてリフレッシュに集中した方がいい。

使い回しがきくのは無香料タイプ

めぐりズムを常用するなら通販でまとめ買いするのが安い。ドラッグストアの相場が14枚入りで1,000円以上かかってしまう。

ゆずやラベンダーのタイプも試したが、わりと香りがきついので外で使うには注意が必要だ。個人的には、香りはアロマオイルを枕元に1滴落とすとかで間に合わせて、無香料を選ぶ方が使い回しがきくと思う。香りつきでも値段は変わらないが、毎日使っていると飽きる感じだ。

自分は無印良品のエッセンシャルオイル、ラベンダーとペパーミントを用途で使い分けている。直に肌に触れるのはよろしくないが、枕やハンカチに数滴落として使えば、希釈する手間もかからない。

あずきの力も気になる

見た目は顔に尿漏れパッドを乗せているような感じなので、外で着けるのはあまり推奨できない。職場なら許されそうなので、デスクワークやパソコン作業のお供に、男性にもおすすめしたい商品だ。

めぐりズムは1回あたりの単価が100円弱かかるので、決して安くはない。それでもスーパー銭湯に行くとかマッサージを受けるよりは、費用対効果が高いだろう。目元のツボは指で押せるが、蒸しタオルをつくって温めるのは手間がかかる。

一応、レンジでチンして250回まで繰り返して使える「あずきの力」という競合製品がある。

ただ部屋に電子レンジを置いていないので、わざわざキッチンまで行って準備するのが面倒だ。ほのかにあずき臭いというレビューも気にかかる。

使い捨てでゴミも出ず、再利用できてリーズナブルな「あずきの力」は魅力的だ。しかし、さらなる刺激を求めてパナソニックの目もとエステを買うことにした。

総合的にはめぐりズムの方が効果が高いと感じたが、ランニングコストを考えると充電式のアイマッサージャーもありだ。

プレゼントにおすすめ

蒸気アイマスクを知らずにいるのはもったいない。一度使えばたいてい気に入ると思うので、ちょっとした贈り物にもおすすめだ。クリスマスプレゼントにめぐりズム1年分とかもらえたら、個人的にはとてもうれしいと思う。