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かくてもあられけるよ

アーリーリタイアしてシェアハウスで暮らすノマドなミニマリストのライフハックブログ

ワタミの株主優待券を使って千円で満足する方法1(和民編)

なるべく費用をかけずにバランスのよい食事をとろうと思ったら、基本的に毎日3食自炊することになる。しかし、手料理のバリエーションも少なく、気分的にたまには外食したくなる。そんな時に活躍するのが飲食店の株主優待券だ。

今日は優待券の利回りが高く、メニューの自由度も大きいワタミを紹介する。一回の利用制限が千円以内というルールの中で、いかに満足のいく献立を組み立てられるか。 この1年で10回以上、各地のグループ店に通って編み出したメソッドを紹介する。

※2016年3月末から、優待券の金額が半分になった代わりに「一回の利用制限枚数なし、ランチタイムもOK」という制度に変更になった。本記事のテクニックはあまり意味がなくなりそうだが、いざというときに「和民で千円の定食を食べられる」というのは、知っておいて悪くないだろう。

和民、坐・和民、わたみん家の違い

最初はいずれも安めの居酒屋というイメージしかなかったが、各店舗に通ってみると微妙に違いがあるのがわかってきた。

価格的には「坐・和民>和民>わたみん家」という感じだ。同じメニューでも、坐・和民の方が和民より100円高かったりする。内装も、坐がつく方は明らかに個室主体で高級感を演出しているが、残りの二つはファミレスと変わらない印象。おもしろいのは一人で坐・和民に行くと、カップルシートならぬ「お一人様席」が個室として用意されていることがある。今は閉店してしまった下北沢店など。「一人で来ても、他の客に見られて寂しい思いをしないように」という配慮かもしれないが、「目立たないように、とっとと片付けてくれよ」といわれている気もする。

オーナー目線では飲食店の売上は「回転数×客単価」なので、一人で千円分しか注文しなくても、調理が簡単なメニューを5分で食べて帰ってくれれば優良顧客といえるかもしれない。少なくともこれまでの来店で、酒も頼まず安めに上げても、店員さんに露骨に嫌な顔をされたことはなかった。世間ではブラックと言われようが、実際に働いているスタッフさんのサービスは悪くないと思う。

株主優待券

2016年3月までの現行制度では、年2回の割り当て基準日で500円の優待券が12枚(6千円分)ずつ送られてくる。年間で保持していれば12,000円分もらえる計算だ。

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裏面を見ると「お一人様1回2枚までのご利用」としっかり書いてある。

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ちなみに居酒屋以外の宅食サービスでも使えるので、ためしに5日間税込3,080円の「まごころおかず」を5日間取り寄せてみたが、電子レンジのない我が家では温められず少々味気なかった。赤字の外食事業に比べて宅食事業の方は黒字の稼ぎ頭なようだが、もう少しバリエーションを増やしてくれるとうれしい。

おすすめの千円以内メニュー

居酒屋だが「一人でちょっと晩飯を食べに来た」という慣れた感じで入れば問題ない。 ささっと料理だけ注文して、お冷もお願いすればよい。千円で胃袋を満たすためには、お酒を飲む余裕はない。

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さてメニューを眺めてみると、全体的に590円、490円、390円…という体系化された価格帯で構成されていることに気づく。すべて税抜きなので、計算にはスマホの電卓アプリを立ち上げるとよい。

最初は豪華に「熱々!牛サイコロステーキ(590円)」とか頼んでみたが、これを中心に千円に収めるには、あとご飯もの一つか、おかずもう一品で終わってしまう。組み合わせは自由自在なのだが、おすすめは3品頼んでバランスよい定食風にアレンジしてみるパターンだ。

いろいろ試して、自分の中の定番として定着したのが「自慢の鉄板餃子(330円)」だ。 これと「ごはん単品(160円)※大盛り無料」を組み合わせることによって、もう一品390円メニューを頼んで合計3品、税込950円に収めることができる。味噌汁・お新香つきの「ごはんセット(250円)」にしてしまうと、3品達成は難しくなる。お味噌汁は家で飲もう。また野菜も自炊した方が格段に安上がりなので、サラダは家でつくろう。

推奨メニューは例えばこんな感じ。

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  • 自慢の鉄板餃子(330円)
  • スルメイカの炙り焼き(390円)
  • ごはん単品(160円)※もちろん大盛り

揚げ物と焼き物、高タンパク&低カロリーなイカを加えた、健康志向の献立だ。390円の部分をどれにするかはいつも迷うのだが、餃子に次いで実力を認めるのが「大阪名物キャベツ焼き」。こってりジューシーなキャベツ焼きをおかずに加えれば、満足度はさらにアップすること間違いなし。

レシートはこうなる。優待券の利用でおつりは出ないので注意。

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「もうちょっとリッチにして数百円くらいオーバーしてもいいんじゃない」なんて思う人は、お刺身でも焼き鳥でもご自由にどうぞ。ちなみに数少ない330円メニューの中に「ホワイトソースのミートドリア」があるので、餃子をこれに変えて、

  • ホワイトソースのミートドリア(330円)
  • 濃厚ソースのやきそば or 〆の醤油ラーメン/ざるうどん(390円)
  • ごはん単品(160円)※もちろん大盛り

なんて、一人カーボパーティーを催しても楽しめるだろう。

ワタミ創業者の物語

今やブラック企業の代名詞になってしまったワタミだが、創業者の渡邉美樹は高杉良のビジネス小説にもなっていて、自分の中では立志伝中の人物であった。

青年社長〈上〉 (角川文庫)

青年社長〈上〉 (角川文庫)

 

昨年の無配転落で株価急落したが、介護事業の売却と配当復活で、この年明けの暴落時に一銘柄だけ高騰していたり、先の読めない展開に目が離せない。

まあ優待目当ての趣味の投資と割り切って成り行きを見守ろうと思う。 優待新制度からランチOKになるが、昼食営業しているワタミ店舗は極めて少ないようだ。都内で使うなら、おしゃれなTGIフライデーズにでも行ってみようか。

※TGIがまさかワタミ傘下だったとは株主になってはじめて知った。同じブラック企業として汚名をはせるゼンショーグループも、すき家・なか卯だけでない一大外食コングロマリットを形成している。優待券をもらうと、そういう業界の提携関係もわかって勉強になるものだ。

追記(2016年5月28日)

姉妹店、わたみん家のレポートはこちら。

kenko-san.hateblo.jp