かくてもあられけるよ

セミリタイアしてシェアハウスで暮らすノマドなミニマリストの株主優待日記

【ふるさと納税】3割還元で換金可能な大阪府熊取町のツーリスト旅行券

ふるさと納税は毎年、減農薬の玄米をもらうようにしていたが、最近農家の親戚から米をいただけるようになったので余りがちになってきた。その他の食品類は種類が多すぎて、米のように寄付額あたりの重量など還元率を比較するのが困難である。

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食品以外に換金性の高いチケット・ポイント類の中で、30%還元とメリットの大きい大阪府熊取町のツーリスト旅行券をおすすめしたい。

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総務省の規制ですぐに廃止になるかと思ったが、2016年11月8日現在まだ交換可能なようだ。クオカードやTポイントに比べると、何となく「旅行」というキーワードで地域振興に寄与しそうなので、大目に見られているのかもしれない。

ふるさと納税の返礼品が増えすぎて選ぶのが大変

最初に米以外の品物を選ぼうとしてみたが、ふるさとチョイスで何万点もあって比べ切れない。日持ちしない果物や魚は除外するとしても、高級食材やハム・ソーセージのような加工品は普段から食べる習慣がない。

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食品は近所の安いスーパーで好きな時に買う方が安心で、ふるさと納税で変わった品物をもらってもありがたみを感じない。ノマド生活で留守がちなので、宅急便で受け取らなければならないのがさらに面倒くさい。株主優待をポストに届く食事券やクオカードに絞っているのも同じ理由だ。一人暮らしなので大量に肉や漬物をもらっても食べきれず、酒も飲まないし、お菓子もあまり食べない。

大阪府熊取町のツーリスト旅行券に注目

そんなわけで食品ではなく、郵便で届くチケットやポイント類を検討してみた。地方に行かないと使えないイベント体験系や宿泊割引券はまず除外。あくまで換金性の高さを基準に選ぶと、大阪府熊取町のツーリスト旅行券が目に留まった。

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2015年末時点で熊取町は「ふるさとチョイス&Yahoo!公金払い」でカード決済できず、独自のウェブサイトから申請する必要があった。さらに「寄付金額が増えるほど還元率が減る」という微妙な仕様だったため、わざわざ最低額の1万円寄付を何度も繰り返すという徒労に辟易した(現在は寄付金額に旅行券が比例するまともな仕組みになっているようだ)。

品物は近畿日本ツーリストの和歌山支店から直接送られてくる。

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ツーリスト旅行券は金券ショップの郵送買取が有利

ふるさと納税で入手したツーリスト旅行券は金券ショップで販売できる。街中のショップ店頭で聞いたら買い取り額は額面の90%だったが、ネット経由で郵送すると査定がアップする。2015年末にアクセスチケットの郵送買取で、ツーリスト旅行券の買取率は96.5%だった。

初回は住民票の写し(コピー不可)が必要で、エクスパックや宅急便で送るため送料もかかるが、店頭に持ち込むよりずっとわりがよいだろう。特に30万円以上の高額買取なら先方に送料も負担してもらえる。ツーリスト旅行券と一緒に、株主優待でもらって溜まっていたクオカードも送って買い取ってもらった。

千葉県大多喜町のオモシロECサイトは残念ながら終了か

2015年に調べた中で一番えげつなかったのは千葉県の大多喜町で、明らかに転売を目的としたロレックスやルイ・ヴィトンを「ふるさと大多喜百貨店」というネットショップで販売していた。大多喜町で生産している商品ではないと思うが、金券そのものではなく実商品を媒介しているので、換金するかどうかはユーザ次第である。担当者の大胆なアイデアに脱帽した。

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いろいろ試算したが、自分の寄付金予算はブランド品を買えるほどでなく、廉価なiPadやPS4を選んでもソフマップの買取価格を見ると販売額の半額以下だった。寄付金額に対してもらえる「ふるさと感謝券」の還元率は70%で、商品価格に対して端数が出るので額面ぴったり使い切ることはできず、最終的に手に入るキャッシュは30%以下だった。転売目的でなく、普通にiPadやブランド品が欲しい人だったらかなり有効な選択肢だっただろう。

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大多喜町のふるさと感謝券は2016年5月31日ですでに受付終了しているが、くだんのECサイトはまだ存在している。「ホームページに載っていない商品でも、お取り扱いしています」「メールでしか言えない、お得な情報をお届けしています」という、怪しいバナーが貼ってあったり、楽天市場風の商売っ気たっぷりのデザインがうける。

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規制変更で「感謝券を大多喜町百貨店まで持参しなければいけなくなった」とあるが、もし終了前に感謝券を入手していた人がいたら、千葉県に持って行くとどんな商品と交換してもらえるのだろうか。興味津々である。

実際にふるさと納税の運営を手掛けている知り合いに話を聞いたら、「寄付経由の販売が増えすぎて実店舗を閉めてしまった酒屋さん」とかいて、地方ではプチバブルの状況らしい。ブームの中で間違いなくぼろ儲けしているのは、自治体に対して結構な手数料を取っている「ふるさとチョイス」の運営会社という噂だ。

旅行で使うなら選んで損はないツーリスト旅行券

寄付金額に対してツーリスト旅行券の還元率は30%で、転売の手間とコストを含めるとさらに手取りは減るが、それでも熊取町は換金性の高い返礼品が続々廃止されていく中で貴重なキャッシュ入手源だった。

総務省の自粛要請ですぐに終わるかと思ったが、ツーリスト旅行券はまだしぶとく続いているようだ。本来の旅行目的で使用するあてがあるなら、もらっておいて損はないだろう。

ふるさと納税、2016年版のおすすめは、さらに還元率の高いモンベルポイントバウチャーだ。

kenko-san.hateblo.jp