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かくてもあられけるよ

シェアハウスで暮らすノマドなミニマリストが株主優待とブログ収入でサバイバルする日記

H28確定申告e-Taxで完了。専用ソフト不要の国税庁作成コーナーでOK

確定申告

今年は余裕があるので2月中、早めに確定申告を済ませてみた。サラリーマン給与と退職所得(会社と中小機構の2か所)、個人事業の青色申告(LLP収入もあり)、株式の譲渡所得を含む盛りだくさんの内容だったが、なんとかe-Taxでオンライン申告することができた。

マイナンバーカードで久々にe-Tax挑戦

7年ほど前に居住地の住民基本台帳カードを使って、一度だけe-Taxでの確定申告を試してみたことがある。その後、すぐに引っ越してしまったので電子証明書が無効になり、転居先でまた手続きし直すのも面倒なので、確定申告は紙で提出していた。

とはいえ数字を手書きするのは面倒なので、国税庁の確定申告書作成コーナーからPDF出力して、源泉徴収票や各種控除・寄付の証明書をのり付けした上、税務署持参か郵送で対応してきた。提出前に申告書のコピーを取れるので、いろいろな手続きにも使える。他の人に聞いても、PCで作成してハードコピーで提出する折衷案が多いようだった。

特に副業収入や株取引がなかった年は、会社の年末調整だけで済ませていた時期もある。各種の控除も会社に申告して年末調整で精算できるのであれば、面倒な確定申告はやらないに越したことはない。一度試したe-Taxは便利だと思ったが、当時は家賃の安いアパートを求めてまたすぐ転居する可能性があり、その都度、住基カードの書き換えや電子証明書の再発行(500円かかる)を行うのは面倒な気がして続かなかった。

今年は住基カードに代わってマイナンバーカードを手に入れることができたので、久々にe-Taxでの申告を試してみた。東京郊外に引っ越してから所轄の税務署が5駅も先なので、わざわざ提出に行かなくても済むのはありがたい。また、自宅にプリンターがなくコンビニで出力しているので、印刷・郵送不要のe-Taxだとさらにうれしい。作業時間と切手・封筒・コピー代の節約にもつながり一石二鳥だ。

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ICカードリーダーはNTTコミュニケーションズ製のものを用意した。先日のLLC設立で定款を電子認証する際にも使ったので、マイナンバーカードの読み取り動作確認はできている。FeliCa対応など余計な機能が付いていない分、ビックカメラの店頭でも2,000円台で一番安かったと思う。

NTTコミュニケーションズ ICカードリーダライタ ACR1251CL-NTTCom

NTTコミュニケーションズ ICカードリーダライタ ACR1251CL-NTTCom

 

e-Tax用の利用者識別番号が2つある謎

毎年おなじみの国税庁、確定申告書作成コーナーだが、e-Taxの場合は事前準備のソフトを入れる必要がある。といっても、セットアップファイルを開いてボタンを押していくだけで、ルート証明書や署名送信モジュールなど、必要なツールのインストールは完了する。

次に「利用者識別番号」とパスワードの入力が必要になるが、7年前のe-Tax申告時に取得していた番号で問題なく通った。さすがに住所は古かったので更新したが、住基カードからマイナンバーカードに切り替わっても識別番号は引き継げるようだ。

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ただし電子証明書の有効期限が切れているというエラーが出たので、再登録が必要になった。電子証明書の再発行はオンラインで送信して即時通知されたので、問題なかった。

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ICカードリーダーでのマイナンバーカードの読み込みは「5回失敗でパスワードロックされる」制約があるので、毎回神経を使う。去年、市役所の窓口で適当にパスワード設定してしまったので、初回読み込み時は思い出せず3回くらい連続で間違えてかなり焦った。

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ちなみ所轄税務署からe-Tax用の利用者識別番号がはがきで届いていたが、パスワードが不明で使えなかった。LLCの方は法人用の開始届を出して利用者識別番号とパスワード設定したが、個人としては申請した覚えがない。

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税務署から届いた利用者識別番号で、特にエラー回数の制約はなかったので思いつく限りパスワードを入れてみたが、マッチしなかった。別でパスワードの通知が来ていたのをなくしてしまったのか、どこかで設定したのを忘れてしまったのか原因不明だが、とりあえずこの番号は使えなかった。

7年前の住基カードの識別番号とパスワードで最後のe-Tax提出までいけたので、とりあえずこれで様子を見てみようと思う。なにか間違っていれば税務署から連絡があるだろう。

国税庁の確定申告書作成コーナーで粛々と入力

事前セットアップが終わったら、先に作っておいた個人事業の青色申告決算書を読み込んで、所得税の確定申告書をつくればよい。

事業収入/所得は決算書から自動入力されているので、勤め先から発行してもらった源泉徴収票を給与に入れて、社会保険料控除を入れればサラリーマンの部分は完了だ。昨年は退職した会社と、新しくつくったLLCの2か所あったが、LLCの源泉徴収票は適当なエクセルのテンプレートを探して作っておいた。

平成28年1月から源泉徴収票や支払調書にマイナンバーの記載が必須になったようで、源泉徴収票の様式が2倍くらいでかくなっていた。2月に入ってから速達でマイナンバーを教えてくれ(要カードのコピー)とお願いされた取引先もあったので、日本中で大混乱だったのではと思う。マイナンバー自体が個人情報なので、社内での取り扱いとか情報漏洩を防ぐ仕組みづくりから始めなければならない。

小規模企業共済等掛金控除の部分は、昨年退職にともなって共済は解約したので対象外だが、確定拠出年金(DC)の掛金はここに入れておく。小規模企業共済は数年加入して準共済金をもらってみたが、毎年の節税効果はいいとしても受け取り時に退職所得としてがっつり課税され、使い勝手はいまいちだったように思う。掛金と解約のタイミングをうまくコントロールできるなら、会社で中小企業倒産防止共済に入った方がお得な気がする。

上場株式等の譲渡所得等は、複数の証券会社と投信積み立てしていた銀行の3つを入力。特定口座は源泉徴収なしに設定してあったので、今年はトータルで税金還付でなく追納になってしまった。

ふるさと納税も寄付金控除に漏れなく入れる。今年は長野県小谷村のモンベルポイントバウチャーに集中させたので、入力する自治体の数が少なくて楽だった。あちこちに寄付していると、寄付金の証明書を整理したり、自治体住所を入力するのに骨が折れる。

退職所得については今回一番はまったところで、一度はエラーから抜けられずe-Tax申告を諦めかけたが、原理を理解してなんとか提出できた。長くなるので別でまとめてみた。

e-Taxでも「申告内容確認票」のPDFを保存できる

最終的に、紙で提出するのと同様に「申告内容確認票B」というPDFの控えも出力できた。税務署の受付印を押してもらえる個所もあるので、二度手間だが控えを窓口に持参して押印してもらえば、昨年の所得証明としてほかの手続きに使えるのだろうか。e-Tax送信前だと紙面に「送信前の確認用です」と赤字で印字されているが、送信後は消えていた。なので、PDFは送信が終わった最終段階で、データのバックアップを取るのと同時に行った方がよい。

所得税の追納分を銀行から引き落としてもらうために、「預貯金口座振替依頼書」というのだけ、自著押印して郵送しないといけない。ほかは、源泉徴収票とか株式の取引報告書とか、原本の郵送は一切不要だった。マイナンバーの導入でこのあたりの手続きが簡単になったと思えばうれしいことだ。

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久々にe-Taxを試してみて、マイナンバーカードの読み込み、利用者識別番号とパスワードの設定に戸惑わなければ、意外とスムーズだと感じた。1年後はまたやり方を忘れてしまいそうだが、印刷と郵送の手間がかからないe-Tax申告を続けてみたいと思う。