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かくてもあられけるよ

シェアハウスで暮らすノマドなミニマリストが株主優待とブログ収入でサバイバルする日記

無料ダイナースカードの口座維持手数料クリアには50万円必要

クレジットカード

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1年間の猶予を設けて、年会費無料の条件が「年間カード利用額30万から60万」に改悪された旧シティバンク提携の無料ダイナースクラブカード。通知の手紙をよく見ると、それより前に、「一定条件を満たさないと2016年9月からSMBC信託銀行の口座維持手数料2,000円(税抜)がかかる」という事実がわかった。

(2016年6月14日追記:プレスティアに問い合わせたところ、規定の預金残高に満たなくても、eセービング口座を持っていれば手数料無料になることがわかった)

kenko-san.hateblo.jp

口座維持手数料とカード会費を合わせて年間49,680円の負担増

Q&Aにこっそり記載されていたので気づかなかったが、これは事実上のカード年会費増額に等しいサービス改悪…いや、うっかりすると年会費とダブルでかかってくる恐るべき制度改正だ。

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もしこれに気づかないまま、あるいはカードを持っていることすら忘れて何も手を打たなければ、9月からの口座維持手数料税込み2,160円×12カ月=25,920円と、さらにカード年会費(税込23,760円)も1年後から請求されて合計49,680円。無料で持っていた提携カードで、プロパーよりも恐ろしいプレミアム級の会費を取られることになってしまう。

確率的に、全国規模で一定数のカードホルダーがこの二重の罠にかかってしまうのではないかと危惧している。この記事を読んでいるあなた、財布の中にシティバンクロゴのダイナースカードが紛れ込んでいないか、今すぐ確認しよう。いや、会費を納める余裕がある方は気前よくお支払いいただき、我々カスホルダーの負担を軽減してほしい。

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口座維持手数料の無料化には預金残高50万以上必要

PRESTIAの公式サイトには、月額2,160円の口座維持手数料を無料化する条件がいくつか挙げられている。そのうち最も簡単そうなのは「前月の月間平均総取引残高が50万円相当額以上」。つまり、常に預金残高50万円をキープしておけばOKらしい。

外貨預金なら20万円でクリアなようだが、米ドルで片道1円と高額な為替手数料がかかる。見せ金20万円を外貨で預けても、解約時に円に戻したら4,000円くらいは手数料に持って行かれそうだ。普段、外貨預金もFXもしていない自分には心理的なハードルも高い。

これまではシティバンク口座にカード決済用の最低限の金額だけ預けておいて、会費無料条件であった年間30万円の決済をクリアしたら、残額は速攻で引き出して別に使ってしまっていた。万が一の引き落とし残高不足に備えて、数百円程度、保険と思って残しておく程度だ。口座維持手数料を無料化するため、円預金で常時50万円も人質に取られるとなると、家計への影響は計り知れない。

牛丼30杯に相当する50万円の運用資産価値

たいして利息のつかない銀行口座に50万円を預けて放置しておくと、資産運用上どのくらいの機会損失になるか、身近な食品に換算して考えてみた。

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50万円あれば、現在の株価で吉野家と松屋を100株ずつ買える計算だ。吉野家の株主優待は年間で6,000円。使い勝手のよい300円券が20枚なので、330円の豚丼並盛を頼んで、残りの30円は現金か電子マネーで支払うとする。30円×20回=600円は別途もらえる配当金でまかなうとしよう。一方、松屋は何でも頼める優待券が10枚。こちらはプレミアム牛めしでもトンテキ定食でも10回は無料で食べられる。吉野家と松屋、合わせて30回のフリーランチを楽しめる計算だ。

株価自体の上下と証券会社への手数料は考えないとすると、50万のうち42万くらいを牛丼株に投資すれば、株主優待だけで年間30杯もの(うち10杯はプレミアム級)牛丼/豚丼をタダで食べられることになる。目の前の牛丼と、目に見えないダイナースカードのステータス。果たしてどちらがあなたにとって重要だろうか

まあ、わざわざ牛丼屋の株主優待を狙わなくても、配当利回り3~4%の優良銘柄はいくらでも存在する。50万円の資産を賢く運用すれば、税引き後の手取り換算で、週1回くらいは無料の牛丼にありつけそうだ。

それでも持ち続けたいダイナースカードのメリット

前回リストアップした4つの利点のほかに、敢えて厳しい条件をクリアしてでも無料でダイナースカードを持ち続けたいと思えるか、メリットを探してみた。

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セレブな会員誌『SIGNATURE』

実はひそかに楽しみにしているのが、旧シティバンク無料会員にも毎月送られてくる雑誌『SIGNATURE』だ。

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冒頭に伊集院静の連載エッセイがあり、気の利いたイラストとともに心を和ませてくれる。6月号では、高名な宮大工の西岡常一が弟子に語った言葉が取り上げられていた。

「これから一年、テレビ、ラジオ、新聞、仕事の本、そういうものにいっさい目を触れてはいけない。刃物研ぎだけをしなさい」

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まさに、自分に対しても「仕事も雑念も捨ててブログに専念しろ」と背中を押してくれている気がした。

『SIGNATURE』の旅行やグルメ特集は、目の保養程度にざっと見ておけばよいだろう。風光明媚なイタリアの街とか、熱帯のリゾートホテルとか、無料ホルダーには一生縁がなさそうな写真でも目に焼き付けておけば、夢に出てきて楽しめるかもしれない。

それ以外に、カード会社の宣伝である演劇やコンサートの案内とかは、むしろ目の毒だから貧乏人は見ない方がよい。世の中にはチーズやワインの定期購入とか、富裕層向けにはそういうサービスも存在するのかとわかって社会勉強にはなるかもしれない。

リージャスゴールドカード、最後のラウンジ訪問

個人的に最大のメリットであったリージャスとの提携サービスは、事前の告知通り5/31で終了したようだ。最後のチャンスと思って、近場のリージャスラウンジに寄って無料コーヒーを楽しませてもらった。受付のお姉さんに聞いてみたところ、やはりダイナースとの提携は5月で終了して、まばゆいゴールドカードも単なるプラスチック片と化してしまうらしい。 

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ダイナース提携とは別に、ラウンジが利用できるリージャスの会員制度を案内されたが、メリットを生かせるならお金を払って入会するのもありかもしれない。リージャスラウンジの魅力については、また別途まとめてレポートしたい。

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