かくてもあられけるよ

セミリタイアしてシェアハウスで暮らすノマドなミニマリストの株主優待日記

1万円ちょっとで買えるBOSEの高級On-Ear型ヘッドホン(ビックカメラ限定)

仕事でたまたま体験したBOSE製品で高級ヘッドホンのとりこになってしまった。一度高級品に慣れてしまうと、並みのレベルで満足できなくなるという危険があるが、なんとか低価格でBOSEを入手できないかと調べたところ、謎のビックカメラ限定モデルが1万円強で手に入ることがわかった。

職場でBOSEのヘッドホンを使ってみて別物だとわかった

オーディオマニアではないので、「ヘッドホンなど音が出てればそれでいい」くらいに考えていたが、ふとしたきっかけで職場でBOSEの高級ヘッドホンを使わせてもらうことになり、かけ心地と音の良さに驚愕した。

1年ほど使っていたのがこちらのBOSE SoundLink on-ear Bluetooth Headphones。オンイヤー型のボーズ初ワイヤレスヘッドフォンだ。

何度も聴いていたBill Evans ”Waltz for Debby”の1曲目で、これまで聴こえたことのなかった客席のざわめきとか観客の咳、食器がカチャカチャいう音まで聴取できて驚いた。他のお気に入りアーティストでも、知らなかったベースパートやハイハットの微細な音まで聴こえて感激である。

Waltz for Debby

Waltz for Debby

 

Bluetooth対応にしては軽量でバッテリー持ちもよい

Bluetoothモデルなのに重量153グラムと軽く、オンイアー型でもパッドが柔らかで長時間かけていても気にならない。Bluetooth製品としての性能も高く、3時間充電で15時間連続再生できる優れものだ。ペアリングの手間はあるが、作業中断してトイレに行く時も、ワイヤレスのヘッドホンをかけっぱなしで音楽を聴き続けられるのがいい。

初めてのBOSEの高級ヘッドホンはすべてにおいてカルチャーショックだった。映像編集やサウンドチェックが主な仕事だったが、あまりに音がよいのでこっそり借りて通勤中にも使っていた。

家にあるのはパナソニックの2,000円もしない安いヘッドホンだが、BOSEを体験した後だと、「聴こえるはずの音が聴こえないという」事実に気がついた。最近、家での作業時間が増えてきたので、自宅のヘッドホンもグレードアップしたいと思い、最近の製品をいろいろ調べてみた。

悔しいがBOSEの品質は本物である

BOSEのSoundLinkをそのまま買えればよいのだが、3万円以上もして貧民には高嶺の花だ。「毎日使って身体に触れるものだから、違いがわかるなら高級品を買っても構わない」という甘いささやきも聞こえたが、これは散財まっしぐらの危険な兆候だ。日々優待生活で節約している数十円が、一度の浪費で吹っ飛んでしまう。

なおかつBOSEというブランドが、車のベンツや時計のロレックスのように、「お金持ちが持っている高級品」というイメージであまりよくなかった。上を目指せば4億のランボルギーニとか1億のジャガー・ルクルトとか、意味不明なマニア向けモデルは存在するが、「とりあえずこのあたりを買っておけば品質も間違いなく、ステータスとして威張れる」というミーハーな感じがする。

BOSEの真価は認めつつも、予算の許容範囲で同程度にコスパが高い隠れた製品を発掘できればと考えた。基本機能で満足できればよいので、上位モデルのノイズキャンセリング付き製品群は候補から外した、というか高すぎてお呼びでない。

昔、BOSEに手が届かなくてソニーのノイズキャンセリングヘッドホンを買ったが、まわりの騒音は静かになるものの、微妙に神経に障るホワイトノイズが気になって、この手の機能は不要だと思った。何年も経って、しかもBOSEなので、機能は進化しているかもしれないが。

謎のビックカメラ限定CLUBモデルが1万円強

とりあえず近くの家電屋に行ってみたところ、ビックカメラ立川店の店頭に見慣れないBOSE製品が置いてあった。BOSE on-ear headphones BOSE OE CLUBという製品名で「ビックカメラ独占販売」とのことだ。型番は不明だが、末尾にCLUBとつくのが特徴である。

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高級ブランドが、なぜチープなイメージのビックカメラとコラボ?と思ったが、店頭価格税込13,824円で明らかに他のBOSE製品より半額くらい安い。オンイヤー式で小型だからコストダウンできるのかもしれないが、よく見ると随所にコストダウンの工夫が見られる。

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まずハウジング表面の素材が、BOSE特有のマットな質感でなく、いかにも指紋がてかりそうなプラスチックに変わっている。さらにヘッドホンのユニット側にコードを着脱する端子がなく、その代わり不格好なコード接続端子が中途半端な長さでぶら下がっている。一応コード着脱はできるのだが、こんな仕様のヘッドホンは他社でも見たことがない。

ただし、かけ心地に関してはさすがBOSEで、SoundLinkと同じくon-earでも耳を圧迫する感覚がほとんどない。重量も135グラムでBluetoothモデルのSoundLinkよりやや軽く快適。騒がしい店頭でスマホをつないで視聴した限りは、音質も問題なかった。

格安モデルでもBOSE独自のかけ心地は健在

その後、他社製品もいろいろ試したが、かけた感触については間違いなくBOSEが一番よかった。締め付けが緩い方だが、人間工学的に頭への収まりがよいのか、多少動いてもずれる不安がない。より大型のSoundTrue around-earモデルだと、イヤーパッドが耳をすっぽり包む感じで至福の装着感である。こちらはリモコン・マイク付きで、iPhoneとAndroid用モデルが別々に存在する。

BOSEのオーバーイヤー型はBluetooth対応のSoundLink IIでないSoundTrueなら2万円台前半で購入可能なので、最後まで迷った機種だ。逆に軽めのオンイヤー型が好みなら、BOSEの現行モデルのラインナップからは消えてしまったので、中古の古い機種か、ビックカメラ限定モデルを買うしかないだろう。

ビックカメラ限定BOSEのブラック色は品切れ

BOSEのビックカメラ限定モデルに興味を持ったが、ブラック色はすでに全店、ネットショップも含め在庫切れとのことだった。BOSEの普及価格帯を狙ったマーケティング実験だったのだろうか。もう少し早ければこれで決まりだったと思う。

ちなみに都心の新宿店や有楽町店では、ブラックもホワイトもとっくに店頭から消えていた。郊外の立川店は時間差で多少残っていたのかと思う。自分は実際に視聴できてよかったが、立川まで聴きに行けない人でも、見た目のしょぼさはさて置き、品質は間違いないと保証できる。

ホワイトモデルも意外といいかも

ホワイトモデルはまだ店舗に在庫があるが、ビックカメラ.COMのウェブサイトで税込18,144円となぜか高くなっている。立川店のセール棚に税抜き12,800円で平積みされていたので、カラーリングにこだわらない人は急いで買いに行ってもよいだろう。

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白いヘッドホンはエヴァ量産機のようで不気味な印象を持ったが、よく見るとブルーのアクセントカラーも効いていて、SoundLinkのホワイト色と似ていてよいかもしれない。こちらはパッドにベージュが入っていて、さらにおしゃれだ。

どうせ家でしか使わないつもりだから、後から考えるとホワイト色でもよかったといえる。しかし、もう少し予算を削って1万円以下で満足のいくヘッドホンがないかと思い、もう少し他社製品を調べてみようと考えた。

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