かくてもあられけるよ

セミリタイアしてシェアハウスで暮らすノマドなミニマリストの株主優待日記

ステーキのどん、どんステCLASSICは肉の芸術品。29の日で2倍増量

1kgの横綱ハンバーグを完食してから、しばらく足が遠のいていたステーキのどん。横綱の日にもらった14%引きオレンジクーポンも、4月分はうっかり使わずに終わってしまった。

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5月の肉の日(2日と9日)は、各系列店ともなかなか魅力的なサービスを打ち出している。フォルクスのサーロイン200g>300g増量も魅力的なのだが、オレンジクーポンをよく見ると「ステーキのどん」でしか使えないようだ。どんの方は5/9限定で、頼んだことのない「どんステCLASSIC(150g)」がもう1個ついているという特典。

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5月分のオレンジクーポンを消化するのに、せっかくならいつもの500円ランチでなく高級メニューを試してみたいところだ。ちょうどアークミール系列店で使える吉野家の優待券が束になって届いたので、一気にステーキに投入しようと思ってどんに向かってみた。

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ステーキのベーコン巻き、どんステCLASSIC

平日のお昼時、お店の外にはいつものワンコインランチでなく、どんステCLASSICののぼりが立っている。29の日でもフィーチャーされているクラシックが今月はおすすめらしい。

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ランチメニューにも出ている当メニュー、クラシックというからにはビッグボーイの大俵ハンバーグのような定番品に見えるが、リブロインやカットステーキに比べてメニューの隅に追いやられている。

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見た目はアスパラのベーコン巻きのようにステーキを巻いているようだが、グラム数のわりにお値段は結構かかる。300gのダブルなら最高級のリブロインに匹敵する価格帯だ。せっかく1,000円以上のステーキを食べるなら、ベーコン巻きのような小細工がないシンプルな高級肉を食べたいと思うのが人情だろう。

肉の日特典でどんステがもう一個ついてくるということは、税抜ベースで1,100円の価値があるということになる。グランドメニューの裏にカロリー表があったのでチェックしてみると、ダブルで1,025kcalもあるようだ。

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ちなみに3代目横綱ハンバーグ(600g)は1,807kcalと別格だが、先月食べた4代目の1kgに換算すると3,011kcalになることがわかった。ハンバーグ1kg食べると3千キロカロリー、これ一食でデスクワーク中心の成人男子なら軽く1日の摂取カロリーを超えている。

肉の立方体はまるでアート作品

肉塊を焼き上げるのかベーコンを巻くのに時間がかかるのか、横綱ハンバーグほどではないが5分以上待たされてクラシックがお目見えした。

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1個分150gの重量にしては小ぶりに見えるが、実はこの幅と同じくらい高さがある。ほぼ立方体といえる変わった肉の切り方だ。横から見ていると、なにか美しい肉の彫刻のように見えてくる。

ベーコンは肉と一体化していて容易にはがれない。肉をコンクリートにたとえると、それを取り巻く剪断補強筋のようなベーコンが許容応力度をアップさせている。そのせいでナイフを入れても容易に切れにくく、縦に切った後さらに寝かせて横に切らないと口に入らないという不便さがある。

分厚さにはわけがある

独創的な肉のRC造キューブを苦労して切り刻んでいると、ふとひらめいて料理のコンセプトを理解した。この異様な厚みのせいで、中まで火を通すには当然時間がかかるはずだ。外側はよく焼けていても、ナイフで切ってみると中身はかなり生っぽい。

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注文時にステーキの焼き加減について聞かれなかったが、どうやらどんステCLASSICとは「あらゆる肉の焼き加減を堪能できる」すごいステーキなのだ。外皮から中心部にかけてウェルダン~ミディアム~レアと、さまざまな焼き加減の肉を味わえるようにわざと分厚くしてあるに違いない。

ただのベーコン巻きステーキではない、クラシックの神髄を悟ってちょっと感動した。前回1kgハンバーグをむらなく焼き上げるステーキどんの技術には感心したが、極厚肉で焼き加減をコントロールするというアイデアには恐れ入る。

久々にハンバーグでない普通のステーキを食べて、ちょっと味気ないと思ったらソースをかけるのを忘れていた。ハンバーグ用のオニオンソースはほとんど味がしないので、ステーキ用のにんにく醤油ソースの方がおすすめだ。

再加熱用の鉄塊は肉のお立ち台

食べていると途中で肉の横にある鉄板の出っ張った部分が気になったのだが、この文鎮的なパーツは特別に熱された鉄塊だとわかった。1個目を食べ終えて2個目が冷えてきた頃に、この円筒に乗せるとたちまちジュワジュワいって再加熱される。まるで肉の芸術作品を鑑賞するためのステージのようだ。

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中身がレアすぎて苦手な人は鉄塊に当てながら焼き加減を調整するといいかもしれない。終盤はさすがに熱は衰えてくるが、それでも肉を乗せるとほんわり温かくなるので便利な道具だ。

リブロインスタンプカードはお得なのか?

お会計は14%オフで1,206円だが、うっかり吉野家優待券の束を置いてきてしまったので自腹清算となった。ランチで千円超とは思わず散財してしまったが、どんステCLASSICに感激したので悪い気はしない。立方体形状で肉の焼き加減を自在にコントロールできるアイデア料理、ステーキ好きな人はぜひ試してみてほしい。

ちなみに現在ステーキのどんでは、リブロインステーキを期間中2,000g食べると、300g(税抜き3,499円相当)が無料でもらえるというスタンプカードが配布されている。

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なかなか魅力的に思われたが、必要な投資金額を計算すると2.5万円はすることがわかった。コンプリートすれば10%以上の還元率でサーロインステーキを味わえるわけだが、2,499円の200gを10回食べると考えると、ぜいたくすぎて手が出せない。せめて永久割引きのカードがもらえるとか、もう一声特典がほしいところだ。